ほむら先生を応援してくださった皆様へ(ネタバレありver.)
- 2021.04.22
- 未分類
※この記事には「ほむら先生はたぶんモテない5」の
ネタバレが含まれます。
未読の方でこれから読む予定のある方はご注意ください※
ほむら先生はたぶんモテない5
たくさんの方の温かい応援のおかげで
なんと5巻まで命が伸びたほむら先生シリーズ
約2年弱の連載でしたが
素人の私にとっては濃すぎる経験でした。
多くは語らない方がかっこいいので
サラッと振り返りますね。
完全にギャグ漫画のつもりで世に出したので
表紙のほむら先生の目にハイライトを入れるのも
嫌だった1巻(笑)
描き下ろしは当時かなり好評でしたが
私的にはちょっと少女漫画のような展開で
かなり抵抗がありました。
担当編集のヤマサキさんがネームを見て
すごく褒めてくれたのが嬉しくて
なんとか描き切りましたが
ダメ出しされてたら今みたいな
路線にはなってなかったかもしれません。
1巻発売日夜に制作が決まった2巻。
早苗くんが登場する巻ですね。
登場人物があまり増えない方が読みやすいと
思っていたのですが
ほむら先生 蓮見さんのおかしな部分を
客観的に突っ込んでくれる人物が
必要だなと思い出てきました。
ちなみに早苗くんの髪が長いのは
普段長いけど運動する時は結ってるという
姿が個人的に好きだからです。
ほぼそれを描きたいが故の
書き下ろしの体育祭編です。
表紙のスーツ姿の反響がすごかった3巻。
描き下ろしの修学旅行編は
自分の修学旅行の時どうだったかなあ
と思い出しながら書いたんですけど
真っ先に浮かんだのが出発式で学年主任が
「お前ら木刀だけは買うな!」と
ひたすら注意喚起してたことだけでした。
ありがたくその経験を使わせていただいております。
ここにきて初めてほむら先生と蓮見さんの
出会いを描いた4巻。
本当は4巻を最終巻想定で進めていましたが
思いのほか私が描きたいことがあったのと
ヤマサキさんが「5巻も書いていいよー」
って言ってたのでお言葉に甘えて5巻の
制作をさせてもらえることに。
なので最後の5巻予告ページは
私の突如なお願いで入れてもらいました。
見開きに一緒に入れてある
「バイバイ先生」の字も実は
その時点ではどういう結末にするか
決めていなかったので
なんかそれっぽくなるかなと思って
入れてもらいました(笑)
そして最終巻となる5巻。
表紙もそうですが中身も
お恥ずかしながら1巻と比べると
だいぶ絵が違ったりします。
私の絵柄独特なので上手いとは
言えないんですけどそれでも
人は2年間ほぼ毎日絵を描き続けると
成長できるんだなと思いました。
ほむら先生と蓮見さんが成長するのと同時に
ちゃっかり私も便乗していたような気持ちです。
そんな中今までずっと4コマベースだったほむら先生ですが
ここにきて初めて最初で最後の
コマ割りにチャレンジしてみました。
どうしても最終話は4コマだけでは
描写しづらい表現もあったので
ほぼやったことなかったんですけど
挑戦してみました。
色々調べたんですけど未だよく
わかっていない部分もあり
もしかしたらわかりづらかったところ
とかもあるかもしれません。
もっとちゃんと勉強できてれば
良かったんですが申し訳ない…。
大ゴマを描いたりするのが楽しかったり
4コマが恋しくなったり
右往左往しながら描きました。
右往左往してるな…と思いながら
温かい目で見てくださると嬉しいです。
彼らの未来
皆さんの感想の中でちらほら見かけたのが
ほむら先生・蓮見さん以外の未来の様子についてでした。
早苗くんはちらっと蓮見さんの
想像で出てきていますが
ちゃんとした描写を入れていなかったので…
あとつばき先生は結婚式に
呼んでもらえたの?とか…
実は一番最初の最終話のプロットを
作った段階では式の後に
早苗くんも交えて元担任&学級委員コンビで
お話するページがあったんです…
ただ思ったよりほむら先生蓮見さん
パートが膨らんでしまったので
泣く泣くカットしました。
未来の早苗くん…描きたかった…(笑)
最終巻発売の後にツイッターとかで
載せようかなとも思ったんですけど
ネタバレになっちゃうので…
ここら辺まだ悩み中です。
限定公開とかで載せれる手段を考えます。
ちなみにつばき先生は結婚式呼ばれてません。
未来ではつばき先生はあの高校からはもう
異動しているので
連絡先を交換しないほむら先生は
つばき先生との連絡手段を失います。
自分のタキシード姿とかも
見られる嫌がりそうですしね。
わざわざ連絡先探してまで呼んでないと思います。
早苗くんのことは
蓮見さんはほむら先生にも早苗くんにも気を遣って
呼ぶか迷いますが
ほむら先生が蓮見さんに呼べばって言って
呼んだと思います。
なんだかんだあの3人は永遠の仲良しです。
よしおの未来の安否については
皆さん気づいてらっしゃるのかな…
あまりコメントを見かけないのですが
5巻最後のあとがきのイラストを
よく見てみてくださればと思います。
カエルの寿命はよくわからないけど
よしおはカエルのような生き物なのでね。
ほむら先生が食べない限りは元気です。
最終巻が出たということは
大変ありがたいことに
もっと読みたいや続編を
希望してくださる方が多くて
もうありがたいのなんの…
そう言ってくださる方がたくさんいて
本当に恵まれた環境にいるなと
しみじみ思います。
ただ「ほむら先生はたぶんモテない6」が
出ることはないし
私の中でもああいう終わり方をできたこと
そしてそれをたくさんの応援してくださる
皆様に受け入れてもらえたこと
人生でこれ以上ない幸せです。
もう続きが出ることはない5冊で
私の人生の中で一生輝き続ける5冊です。
ただ
本にはならないけど彼らのイラストと日常漫画は
これからも描くしツイッターに載せますよ(大声)
2年間ほぼ毎日考えたし描き続けた二人なので
愛着がないわけがないんですよ。
皆さんの望んでいる続編ではないですが
そもそもツイッターに載せてたくさんの
人が反応をくれて始まった漫画なのに
最終回はツイッターで見れないのはちょっと
申し訳ないですよね。
なのでツイッターではツイッター用の
また別の最終回も描きたいし
(パラレルとかではなく違う目線で)
基本蓮見さん目線のお話なので
ほむら先生目線のお話とかも
書いてみたいし
更新頻度は連載期間中ほどではないと思いますが
気が向いたらいつでも
今までみたいに描くと思います。
もしお別れが悲しくて
泣いてくれた人がいたらすみません。
どうか涙を戻してください。
これが皆さんにとって
嬉しいお知らせなのか
少し惜しまれて終わるくらいが
綺麗なのかはわかりませんが
私にとってはもう人生の一部に
なってしまったので
切り離すのはちょっと難しそうです。
最後に
もう感謝を述べるつもりが
長すぎて本当に申し訳ないのですが
最後に改めてちゃんと言わないとですね。
私本当にほむら先生じゃないんですけど
あまりにもちゃんとしていなくて
難しいことよくわからないし分かろうとしないし
その日のノリで生きているような
ダメ人間なんですけど
いつだってそんな私の作る話を
褒め続け見捨てずにいてくれた
担当編集ヤマサキさん。
時にはダメダメすぎて締め切りを
伸ばしてもらったり
精神的に死んだりしたんですけど
いつも「謝らなくていいですよー」と
言ってくださる神の上の人です。
きっと私には言わないけど
裏で色々迷惑をおかけしていると思います。
ヤマサキさんが担当編集さんで私は
本当に恵まれてました。
本当にありがとうございます。
そして私が某アーティストのファンアートを
描いている頃から応援してくれていた方々。
初めて単行本を出した
バイトの古森くんから応援してくださった方々。
初めて創作漫画を描いた
後輩くんは甘やかしたいから応援してくださった方々。
ほむら先生の連載で私を知ってくださった方々。
今日私を知ってくださった方々。
いつからでも時期は関係なく
全ての皆様が応援してくれて
私のお話を読んでくださるから
私はこれからも頑張ろうと思うし
今までを振り返って幸せだと思うことができます。
本当に何かをちゃんとやり遂げたのは
これが初めての経験かもしれません。
それを皆さんのような温かい方々に
応援していただき終えれたことを
心から感謝いたします。
なんか重苦しい挨拶になってるんですけど
ほんとなんて言ったらこの気持ちが
伝わるのかわからないくらい
感謝でいっぱい過ぎて
とりあえず思ったこと全部書きました。
この長すぎる文章最後までちゃんと
読んでもらえてるのか不安になってきたので
やっぱ最初にちゃんとお礼を
書くべきだったかもしれない…。
2021/04/22 せかねこ
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